もう数日過ぎてしまったが、今年の成人式は全国的に穏やかに終わったようだ。 近年は毎年、暴走族の示威行為のごとく式場で暴れる男どもの傍若無人ぶりがニュースを賑わしていた。だが自治体側も、式を簡素化したり、税関やコンサートの如く入場検査をしたり、式場に警察官を配置するなどの対策を行うようになったせいか、暴れる新成人は影を潜めつつある。新横浜と鎌倉で、式の帰りに泥酔してパトカーやタクシーのの窓ガラスを割って逮捕された馬鹿が出た程度。
だが、沖縄だけは事情が違うようだ。 沖縄の(一部の)新成人は金髪に羽織袴というヤンキーが無理矢理正装したようないでたちで、酒樽を空け、メインストリートの国際通りを練り歩き、自分たちの出身中学名を連呼して踊り、暴れ、喧嘩し、警察官ともみ合いになる。彼らにとって成人式は「祭り」であり、刑事罰を受けることなく無礼講に暴れてもいい最後の機会、的な意識があるようだ。 またそこには沖縄という土地柄の特殊性も関係しているのだろう。本土との格差、働き口の少なさ、賃金は全国最低レベル、米軍基地の存在などによる様々な制限、差別…。 夢を持てない沖縄の少年たちにとって、成人式は格好の不満のはけ口でもあるのだ。
マスコミに注目されたり警察沙汰になること、すなわち世間に注目されることが彼らにとっては願ったりである、というジレンマ。彼らの行為を恒例の風物詩的に面白がる評論もあるようだが…やっぱり撲滅に向けて暴走族なみに強硬な対策をとる必要があるのでは。 テーマ:青少年の事件・ニュース - ジャンル:ニュース
|